トライオートETFの損切り設定方法は以下です。
1.取引画面HOMEで該当注文の「変更」ボタンをクリック
2.「損」の空欄に損切り値を入力しOKボタンをクリック
(注文毎に1本ずつ設定の変更していきます)
銘柄を選ぶだけで運用がスタートできる機能「自動売買セレクト」では、
ある程度の含み損を許容しつつETFの値上がりを期待する収益モデルなので、
自動売買注文にはデフォルトの損切り設定はされていません。
ですのでポジションを保有後に価格が下がった時は、評価損額が大きくなります。
この時ロスカット(自動決済)の基準は以下に設定されています。
・レバレッジなし:有効比率20%以下
・レバレッジあり:有効比率100%以下
加えて有効比率によって以下の「アラート」がメールアドレスに届きます。
・プレアラートメール:有効比率が150%以下
・アラートメール:有効比率が120%以下
ですのでアラートメールが来たらロスカットのリスクが高くなりますが、
事前にロスカットを防ぐためには、以下の対策が有効だと思います。
1.有効比率を100%より高く保つ(入金または決済で調整)
2.想定のロスカットラインを算出して損切り設定
有効比率(%)は「有効証拠金/必要証拠金×100(%)」で算出され、
・有効証拠金(現在の口座資産)
・必要証拠金(現在保有しているポジションの取引を維持するための保証金)
の割合を表しています。マイページから確認できます。
(現在評価損益が5万円ほどですが、有効比率が198%なのでロスカットの可能性は低いです)
有効比率が100%以下になるとロスカットが実行されるので、
100%より高い%を維持しておくとロスカット回避効果が高くなります。
次にロスカットライン(ロスカットされる価格)は以下の計算式で予想できます。
(有効証拠金―必要証拠金)/口数=ロスカットまでの値幅
*配当金や金利は計算に含まない
現在運用中の「ナスダック100トリプル」(レバレッジあり)で算出してみます。
(475,882円―240,000円)/45=5,241.82円(48.62ドル)
*1ドル=107.81円(2018年4月23日)
ナスダック100の価格は162.30ドル(2018年4月23日)ですので、
ー48.62ドルの113.68ドル(12,255円)がロスカットラインです。
「損切りやロスカットはよく分からない、面倒だ」という方も、
トライオートETFではある程度対応できるように「推奨証拠金」で運用スタートできるので、
そこまで不安になることもないと感じています。
有効比率が「100%」に近づいたら(またはアラートメールが届いたら)、
1.資金を入金して有効証拠金を増やす
2.保有ポジションを決済して必要証拠金を減らす
という対策をするか、ロスカットラインを算出して損切り(設定)をして、
3.再度安値で買いなおして値上がりを待つ
ことでロスカットのリスクを減らし、利益を得る機会を増やせると思います。