IPO 当選確率
- 2015/12/27
- IPO株
- IPO 当たらない, IPO 当選確率, SMBC日興証券 IPO 当選確率
IPOの当選確率を上げる5つの方法です。
1.主幹事での申込みは最優先
2.平等抽選で同じ土俵に立つ
3.チャレンジポイントを貯めて使う
4.事前入金なしでリスクヘッジ
5.抽選時期の違いを利用する
ひとつずつ解説します。
1.主幹事から抽選申込み
一般的なIPO当選確率は以下です。
小型IPOの主幹事:5〜10%
大型IPOの主幹事:50%
小型IPOの幹事:0.1〜0.5%
大型IPOの幹事:5〜10%
主幹事が当選確率が高い理由は、株式割当数が80%程度と高いからです。
ネット証券で主幹事が特に多いのは、SMBC日興証券です。
・主幹事が多い(27回で野村に次いで2位・2015年)
・取扱数が多い(ネット証券トップクラス)
・平等抽選(ネット取引は)
・IPO/POお知らせメールで銘柄を逃さない
詳細は公式サイトをご参考ください。
(公式)SMBC日興証券
2.平等抽選(ネット証券)
大手証券会社は「裁量配分」が行われているからです。
(お得意様に優先的に分配)
85%〜90%程度は裁量配分に回り、
抽選配分は10%〜15%程度しかない銘柄も多いです。
ですので平等抽選のネット証券から申し込むことによって、
資金やツテがない方でも平等にIPOに参加することができます。
マネックス証券は、
・100%完全平等抽選
・取引数1位(平等抽選の証券会社で)
・幹事の参加機会が多い
のでおすすめです。
(公式)マネックス証券
3.チャレンジポイント(SBI証券)
SBI証券では抽選参加の度に「チャレンジポイント」が貯まります。
ですのでSBI証券ではできるだけ毎回IPO抽選に参加して、
「このIPO銘柄は絶対当選したい!」
という銘柄の時にチャレンジポイントを使うことによって、
当選確率をアップさせることができます。
またSBI証券を利用するメリットは、
・夜間取引ができるのはSBI証券だけ
・ネット口座開設は「EXPRESS口座開設」
となり最短即日口座開設も可能
という点です。
(夜間取引のメリット)
1.朝8:20〜深夜23:59
(通常は9時〜11:30と12:30〜15時)
2.手数料5%OFF(取引所より)
3.>3500銘柄以上(国内株式)
4.事前入金なし
事前入金なしでIPO抽選に参加できるのは、
「岡三オンライン証券」です。
この恩恵によって、
・当選した分だけお金を用意すれば良い
・当選して購入しないことも可能
となります。
(IPO参加例)
・500株申込み→300株当選→300株購入
・500株申込み→300株当選→100株購入
・500株申込み→300株当選→購入しない
このように、
抽選当選後に欲しい株数を決めて購入することができます。
岡三オンライン証券は、
キャンセルペナルティがないからです。
*キャンセルペナルティとは?
当選後に購入しない場合、一定期間IPOに参加できなくなったりします。
(大手証券では一般的です)
(公式)岡三オンライン証券
5.抽選時期の差
IPO抽選参加時期には「前期」と「後期」があります。
一般的なのは「前期」の証券会社ですが、
カブドットコム証券、松井証券、楽天証券、GMOクリック証券は「後期」です。
この後期型の証券会社の中でも郵政上場の際に大きな活躍を見せたのが、
「カブドットコム証券」です。
カブドットコムと同じMUFGグループの三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、
郵政上場のグローバル・コーディネーターを勤めました。
主幹事として24.98%と最高水準の引受けシェアでした。
(野村証券と並びます)
3000億円のうち1200億円は、
三菱東京UFJ銀行を窓口とする証券仲介モデルで販売されたことになります。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、
新規買付比率が70%という高い比率でした。
(他株式や投資信託から乗換えではない)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、
IPO主幹事の常連ですので、
カブドットコム証券からのIPO参加は今後も有利だと思います。
(MUFGグループですので)
カブドットコムのIPO詳細は、
こちらの公式サイトもご参考ください。
(公式)カブドットコム証券
抽選参加の時期をずらすことによって、
・資金が必要な時期の分散(資金計画)
・抽選株数の増加=当選確率のアップ
が可能になります。
・すでにIPOに取り組まれている方
・これからIPOに取り組まれる方
の参考のひとつになれば幸いです。