世界的投資家・ジムロジャースの著書、
「世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60」
に「上がる株の見つけ方」が書いてありました。
「最終的に投資するかどうかを決めるのは数字だ」
「株式が強いときは商品市場が弱く、株式が弱いときは商品市場が強い」
というフレーズが印象的でした。
【ファンダメンタル】
・ファイナンシャル・タイムズ
・ウォール・ストリート・ジャーナル
・中央銀行と金利の動き、通貨の動き、商品市場の動き
・企業の年次報告書
【利益率】
・まず「利益率」を見る=企業の競争力
(利益率が低い)
過去からの推移を調べる
利益率の変動が激しい+現在の利益率が低い=投資すべき
(利益率が上がり、株価が上昇する可能性は高いから)
(利益率が高い)
借金多い=長続きしないので空売りなど。
借金の判断=「負債資本比率」
(自己資本に対する負債の比率)
(利益率が同じくらいの数社比較)
「株主資本利益率」でリターンの高さを判断
【思考法】
「帰納法」:事実から結論を導く
「演繹法」:論理から結論を導く
=投資家にとっては「どちらも」重要。
過去のマーケットを観察することにより、
株式市場と商品市場の間で上昇トレンドは入れ替わる。
(15年から23年程度のサイクルで交代)
テクニカルではなく、
きちんと業界と過去のマーケットを「数字」で観察し、
「数字」で判断しているシンプルなやり方ですね。
「ホンモノは廃れない」
ということを痛感できました。